ワークに関する問題解決
解決事例
焼き入れ硬さ、寸法にばらつきが出る
熱流体解析により、油の流れ・温度をシミュレートし、治具の形状とクリアランスを変更することで改善しました。

歪が出て、安定した寸法が出ない
熱変位解析により、受け方による変化をシミュレートし、治具の形状を変更しました。
BEFORE:熱膨張した状態のワークを示し、下面の青い部分は回りと比べて均等に膨張していない。
AFTER:改善後は、下面の変形が大きかった青い部分は解消され、均等に膨張しすることで変形を抑えれました。

受け方が不安定で、打コン・歪が発生する
3Dプリンターで製作したモデルを使用して事前にワークの受け方を検証し、その結果を治具設計に反映しました。
治具と固着してしまう
治具にAl合金層を形成する表面処理を施し、ワークと治具との間に融和性が低いアルミ層を形成して固着を防止しました。